日常のACIM

私たちは、この日常の中で、何気なく深く思い込んでいることがたくさんあります。その思い込んでいるものは、日頃から気に留めていることはありません。

自分が正しいと思っていたことが、実は思い違いだったということはありませんか?
勘違いして、恥ずかしかった経験をしたことはありませんか?

そういった経験の中には、友人や知人と「ちょっとした笑い話」として話に花を咲かせることもあるのではないでしょうか?

このコースは、肉体の目で見えるこの世界全てを
「映像として表現されたもの」と述べています。

勘違いして恥ずかしかった「ちょっとした笑い話」では終わらない、深刻な思いを抱える 出来事・経験も「良いこと」「悪いこと」と思っている全てが、ある一つ深く思い込んだものが、多種多様に形を変えて「映像化した」というのです。

私たちは見たいように見つめ、聞きたいように聞こえ、経験したいように経験し、それを自分が選んでいることに気がついていないだけなのだと。

映像として表現されている「知覚」を訂正していくことは自分自身ではできません。このコースは、誰にも、または、物質的な何かにも、頼ることなく心を癒す「セルフヒーリングレッスン」です。
そこには、私たちを、唯一確実に“真実”に導いてくれる「内なるガイド」が寄り添ってくれます。

「内なるガイド」とつながることで、問題や不当な状況が「なかったこと」「起きてさえいなかった」と知覚される、発想の転換ではない「心の変化」を「奇跡」と呼んでいます。

自分の世界観・・それは、 本来 “ 実在しない ” 世界。
「心の決断」により見ているこの世界。
私たちが、ほんとうに向き合い、ほんとうは何を望んでいるのか
何を変えて、何を訂正し、ほんとうの平安へと導かれるのか・・

そのヒントは、すべて目に映るこの世界にあります。
今までの概念をひっくり返るパラドックスの連続です。

それはあなたの心の状態を証するものであり、内的状況の外的映像である。
人はその心に思うごとく知覚する。だから、世界を変えようとするのはやめなさい。
そうではなく、世界についてのあなたの心を変えることを選びなさい。
知覚は結果であって、原因ではない。
(奇跡講座 T21-序-1:5~8)