A Course In Miraclesとは

ア コース イン ミラクルズ
それは「奇跡」についてのCourse(コース・講座・道)です。

テキストの中では、「奇跡」とは、ごく自然に起こるものであり、
そう感じられないのであれば「何かが間違っている」と述べられています。

それは何か?

実在するものは脅かされない
実在しないものは存在しない

ここに神の平安がある

(『奇跡講座』テキスト序文より)

神の平安(愛)の現存を自覚できなくなっている障壁を取り去ることを目的とした、誰もがいつかは学ぶもの。(その「いつかは」は、あなたの自由です)

物事の解決に向けて考えたり、実際には起きていない事柄に思いを巡らせ不安を感じてしまうことや疑うこともないオートマティックな反応も、私たちの心の習慣が反映されています。

ACIMは、世界中のスピリチュアルな教えの中のひとつですが、その多くの教えと異なる特徴は形而上学的側面と心理学的側面による知的理解に基づいた、心のトレーニング、つまり、平安でない思考体系の「原因」を取り消すカリキュラムです。

誰にも、物質的な何かにも、頼ることなく心を癒すことができる
「セルフサイコセラピー」
(自己治癒療法)

日々の生活の中で、何もあきらめる必要もなく、愛しい人や家族ともともに過ごしながら、どこかへ出かける必要もなく、何にも(何者にも)依存する事なく、特殊な道具も使わずに学べるセルフヒーリングです。

“『奇跡講座』はすべての人々のためのものではありません。そうであると考えることは間違っています。すべての人々のためというようなものは存在しません。私の考えでは、この世界にもたらされた道の中でもこのコースは確かにかなり重要なものだと思いますが、すべての人々のための道ではありません。このコースが自分に適した道ではない場合には、聖霊が別の道に導いてくれるでしょう。
ー中略ー
しかし、これが自分の道だと感じられる場合は、格闘しながら進んでいくだけの価値があります。”
(『奇跡講座入門』ケネス・ワプニック(著)/加藤三代子(訳)より)

“これは霊性(スピリチュアリティ)についての本である。
過去20年にわたって大衆メディアで語られてきたものとは違う、本当のスピリチュアリティについての話である。スピリチュアリティは自己啓発の運動とすっかり混同されてきたが、この本を読み終わるころには、読者はこの二つの違いを理解し、自身を幸せにするのはそのどちらか一方だけなのだと知るだろう。”
(「愛は誰も忘れていない」ゲイリー・R・レナード/著 より)

※ 日本では、「奇跡のコース」「奇跡講座」「奇跡の道」というタイトルでテキストが発売され、「コース」「ACIM」(アキム)または(エーシーアイエム)と呼ばれています。